剣道部の新歓で、私の研究のお話しをさせていただいた。思えば、1981年(37年も前!!驚きです!!)に徳島大学剣道部に入部し、写真に写っている勝沼先生に出会ったことで、私の人生のおおよその方針が決まったのである。
勝沼先生が仰っていた「見果てぬ夢、高い見識、勇気ある行動」は、私の座右の銘の一つです。
今は剣道をやっていない私にこのような発表の場を与えていただいた、畠山OB会長、久保剣道部長はじめとする剣道部の先生方、学生諸君に感謝申し上げます。苦しい研究を続けていく勇気をいただきました。ありがとうございました。
研究室の皆さんからの贈り物です。
わかりにくいかもしれませんが、時計の下に、私が林文科大臣と一緒に写っている写真が刻まれております。
私の机に大事に飾っております。
ありがとうさんです。
左は、木下(旧姓不老地)さんが同期生ら(鈴江先生、小川先生、井(旧姓大西)さん、誉田(旧姓清井)さん)と一緒に贈ってくれたものです。
居室の机の上に飾っております。
似顔絵上手ですね。ありがとうございました。
岸本先生が贈ってくれたバラの花束です。
もう1週間になるのですが、ご覧のように満開でとても綺麗です。
ありがとうございました。
「どれから飲もうかな」
迷うくらい沢山のお酒をいただきました。真板先生、安田さん、宮本先生をはじめとする分子栄養の先生方、増田さん、次田さん、岸本さん本当にありがとうございました。
Big Journalに通ったら飲もうなどというと、一生飲めないかもしれませんので、研究室の打ち上げなどで飲ませていただきます。
研究室OBの青山さんをはじめ多くの方々にご支援と温かい心遣いをいただきました。今度お目にかかったときにお食事などで御礼させてください。また、徳島にお越しの時は、ぜひ生体栄養学分野にお寄りください。
医科栄養学科の宮本教授に、日本栄養・食糧学会の中四国支部の副支部長にご推薦いただいたことを機に、同学会の理事を拝命した。
右も左もわからず委員会に参加すると、先輩の先生方はこれまでこんな苦労をされていたのかという尊敬と私はやっていけるのかという恐れの感情が交じり合った変な感情が湧いてきた。
セクハラやパワハラなどの失敗がなければ、4年間理事を務めることになるのだが、楽しみは3年後に日本で開催される国際栄養会議に何らかの形で関われることである。日本の栄養学が世界的にどの程度の位置にあるのか、直接肌で感じたい。
一生懸命頑張りますので、諸先生方ご指導の程よろしくお願い申し上げます。
4月4日に行う予定だった花見かつ新入生歓迎会を、ほぼ2週間遅れで開催した。私が、インフルエンザにかかったためである。
桜は既に散っていたが、絶好のお天気で新緑が目にまばゆかった。
私自身の体調はまだ本調子ではないが、今年の新入生はとにかく明るくて愉快であるので、毎日大学にくるのがとても楽しみである。
一年間、よろしくお願いいたします。
今日、財務事務次官がセクハラ疑惑で、新潟県知事が女性問題で辞職した。(その履歴から見る限り)非常に立派な方々なのに、こんなことで辞職するのは本当にもったいない。
もちろん彼らをかばうつもりはないのだが、こういう状況になるとネットやSNSが発達した現代社会においては、辞職への流れを止めることはまず不可能である。一つ間違えると、集団リンチや魔女狩りのようになる危険性をはらんでいる。
このような事件の当事者はある程度は仕方ないのであろうが、ご家族のことを考えると本当に辛いだろうなと思う。例えば、家族の中に、結婚などのお話しがあったりすれば、破断になってしまうだろうから。
「李下で冠を正さず」という諺のとおり、疑惑を招くような行為を行わないのが第一であるが。。。他山の石として、私自身も注意しなければならない。
先週の土曜日に、私の受賞に関するニュースが徳島新聞で報道された。地方の新聞なので、徳島県内の友人や知人には知れ渡るかなあと期待していた。ところが、その新聞報道のニュースが、別のネットニュースに取り上げられ、瞬く間に日本全国へと伝えられた。私のメールボックス等には、沢山のお祝いメッセージであふれ、本当に有り難いなあと感じたしだいである。
ところが、しばらくして、もしこのニュースが私にとって悪いニュースであったら、それもこのスピードで広がるとすると思うと、逆に、新聞報道は両刃の剣で実はとても恐ろしいものでもあると感じた。
新年度頑張ろうと思った先週の月曜日、季節外れのインフルエンザB型に感染。気力で頑張ろうとしたが、フラフラで立ち上がれず。やむ無く病院へ行き、上記の診断を受ける。
結局、1週間の外出禁止。健康の有り難さを痛感する。
ほぼ1週間遅れで、新年度をスタート。
相変わらず、我が教室の人数は少ないが、新任の内田助教のお陰で、新年度は随分明るくなったような気がする。あとは、私がイライラしなければ、順調に行くような予感。
今年度もよろしくお願いします。
ニュースの項にあるように、第3回宇宙開発利用大賞の授賞式があった。安倍総理大臣もお越しになり、盛大な授賞式でした。
約8年前のKennedy宇宙センターでプレスインタビューを受けて以来の私の人生のクライマックスの一つとなりました。私は文部科学大臣賞でしたが、林大臣もこの式に参加されており、大臣から直接賞状を頂戴することができました。壇上で大臣が小声でつぶやかれたとても温かみのあるお言葉にとても感動し、「今後も日本の宇宙開発に貢献できるように一所懸命頑張っていこう。」と心の中で強く誓ったしだいです。
私のような者がこのような素晴らしい賞をいただけたのも、研究室の同僚、共同研究者、JAXAの皆様など沢山の方々のご支援の賜だと思っております。本当にありがとうございました。
年度内に仕上げなければならない仕事が沢山残っている。今年度の実験報告書、来年度の実験計画書、総説2件の執筆、論文3報の執筆など頭が痛い。学科長の任が終わって1年だが、忙しさは変わらなかった。
まあ、本日は謝恩会、明日から頑張ろう。
謝恩会の2次会のあと、岸本先生と2人で3次会へ。たまたまそこは故大杉漣さんのなじみのお店だった。徳島県出身者としては、惜しい人物を失ってしまったと思う。前日の[相棒」も大杉さんが衣笠副総監の役をやっていれば、もっと面白かったのにと思った。
今年度中に仕上げなければいけない作業にようやく目処が立ったので、兼ねてから懸案であった新しいホームページ作成に力を入れよう。
明日は卒業生による謝恩会。
2017年7月22日は、長崎大水害が起こって35周年になることを夕方のニュースでしりました。当時、私は医学部2年生で、剣道部の夏合宿をしておりました。1日、早朝練習、午前練習、夕方練習の3回ある、非常に厳しい合宿でした。早朝練習は、雨が降るとなくなるので、毎晩”雨よふれ。雨よ降ってくれ。”と願っていたせいか、その年は梅雨空けが遅く、毎日雨だったように記憶しております。その年の西医体剣道大会は、長崎大学が主催で、長崎市で行われることになっていました。ところが、長崎大水害が起こり、多数の被害者が出て長崎市内の体育館は避難所になったため、剣道大会自体が中止となりました。非常に落ち込んだのを今でもよく覚えています。あれから35年、7月5-6日と共同研究をしている九州大学に行ったところ皆さんもご存知のとおり福岡大水害でした。
ともに沢山の方がおなくなりになっております。ご冥福をお祈りいたします。
35年間いろいろなことがありましたが、自然の前には人間は無力だなと思った次第です。なんとか無事でおれたのは、運が良かっただけですね。
学科長だより
生体栄養学のホームページの更新が全くなされていなかった。2017年の3月まで、学科長を務めていたため、ホームページを更新する時間が無かったためである。この2年間何をやってきたかを確認するため、医科栄養学科の教員を対象にして不定期に送ってきた不定期学科長だよりを記載してみた。今から思うと、変なことで悩んでいたんだなと思うところも多々ありますね。
2015/04/08
第一回不定期学科長だより
医科栄養学科教員各位
おはようございます。
いつも大変お世話になっております。
本日の日経新聞に「大学教員の研究時間が減る一方」という内容の記事が載っておりました。添付書類をご覧下さい。
研究時間を増やす手立ては、「大学運営業務や学内事務手続きの効率化」だそうですが、現実には増える一方です。
しかし、「何らかの工夫」をして、教員の研究時間を増やすことができれば、他の大学に互していくことができるとも考えられます。
そこで、
教授の先生方、(何の為に教授になったのかと悲しくなるかと思いますが)、できるだけ雑用は教授が引き受け、准教授、講師、助教、特に助教の、研究時間を増やしてあげてください。
自分のことを棚に上げて言っておりますことをお赦しください。
2015/05/08
第2回不定期学科長だより
医科栄養学科教員各位
おはようございます。
重要な情報が3点(ひとつは国立大学のクラス分け、次は卓越大学院、最後に広報です。)入りましたので、ご連絡させていただきます。
必ずしも明るい情報ではございませんので、特に若い教員の先生は覚悟して読んでください。
1)国立大学のクラス分け
ご存じのように、国立大学はこの夏3つにクラス分けされます。
①地域貢献と各大学の特色を活かすクラス
②特色を活かす大学と地域にも貢献するクラス
③グローバルに活躍するクラス
以前は、①-③の順番が逆だったのですが、大学の序列につながるという意見がでて、文科省が順番を逆にしました。また、①と②の境界が曖昧になりました。つまり、地域貢献が主であっても各大学の特徴を活かすことも可となりました。
そんな中で、おそらく徳島大学は①を選択するようです(最終決定ではないですが)。
その理由は、文科省が言うには、①-③のクラス分けで予算に大きな差が無いことと各クラスごとで採点されるらしく、仮に③に入っていても点数が低ければ①のクラスの点数が高い大学より運営交付金は低くなるそうです。非公式な情報ですが、北海道大学、千葉大学、金沢大学も①を選択するそうです。
これに併せて今後の大学のあり方が検討されています(すでに4回も会議が開催されています)。その議事録が
に詳細に記載されています(文科省のホームページの検索コーナーに「競争的研究費に関する検討会」と入力するとさらに詳しい情報があります。
その内容は
非常に厳しいです。ある委員は「大学人は、何の成果も出さないのに、高い給料(人件費)ばかりもらっている。」といった意見を言っています。日本の停滞のすべてが大学にあるような論理はどうかと思うのですが。
大学に対して厳しい意見が多いのは、国にお金がない(1000兆円を超える借金)ことと、学生数の減少のためです。議事録の中に、
「現状で固定して考えると、2032年までに17万人減ると考えられる。この17万人はどれぐらいのボリュームかというと、国立大学86校が大体8万人です。公立大学が2万人です。両方合わせて10万ちょっとなのです。それで吸収できない。それぐらいのすごい勢いで減っていきます、このまま行けば32年まで。だから、今から15年ぐらいで一気に行きます。これだけ未曾有の変化に対して、日本がどういう戦略を持ってやっていくのか。従来と不連続なことをやらないと、もうもたないと思います。」とあります。つまり、国公立大学ずべて廃止しても、学生の数がまだ足りないのです。大学は今後相当厳しいです。ちなみに私の退職は2026年度(2027年3月)です。5年間くらい私立大学で余生を楽しもうと考えていたのですが、そんな私立大学ももう無いかもしれません。
2)卓越大学院
添付してある資料が現在の構想とのことです。文科省が指定するのではなく、公募があるらしいのですが、いろいろな係数(大学院生の数や、論文のインパクト)があり、それらをクリアすることも必要になります。これを本気でとるのならば、大胆な改革とノーベル賞級の研究が必要です。個人的な考えですが、まもなく東京都医学総合研究所(田中啓二所長)と大学院連携契約を結びます。田中先生がメンバーに加わっていただけますので、田中先生の業績(例えば、体内ユビキチン化を制御する新規機能性食材の開発など)にMedical
Nutrition構想を加えた形で提案できればと考えております。
これは、高橋先生を中心としたWGに頑張ってもらいましょう。おいおい教員会議などで議論できればありがたいです。
3)広報ビデオの作成
医学部長の苛原先生より、医科栄養学科の志願者が極度に減ったのは広報がたらないからではないかと尋ねられました。寺尾先生を中心にその原因については調べてもらっているところではありますが、医学部でプロモーションビデオを作成するので、医科栄養学科も是非参加してくださいと依頼がありました。
「AERAに広告を出すことにしており、その費用に30万円ほどかかるので、医科栄養学科にはお金がありません。これ以上の費用負担は難しいです。」とお返事しております。
これもおってご相談させてください。
以上、長文乱文となりましたことをお赦しください。
2015/05/21
第3回不定期学科長だより
医科栄養学科教員各位
いつもお世話になっております。
AERAの広告ができあがって来ました。
添付書類をご確認下さい。
(最終版なのでレイアウトなどはいじれませんが、誤字脱字などございましたら、二川まで御連絡ください。)
この大きさのサイズ(一番大きなサイズ)で広告を出すのは、徳島大学だけだったそうです。
そのため、特集のTopページに掲載されることになりました。
目立ちますし、合格率が100%ということもアピールできるので、ちょっと嬉しいです。
7月20日か27日に発刊されます。
また、蛍雪時代に臨床の酒井さんが紹介されます。
そのゲラも添付しておりますので、ぜひご覧下さい。
これらをコピーして、オープンキャンパスで配ろうと思うのですが、よろしいでしょうか。
オープンキャンパスに限らず、これらを使って「医科栄養学科」を積極的に広報していければと考えております。
最後になりましたが、今回の広告費をまかなっていただきました栄友会の皆様に重ねて御礼申し上げます。
ありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。
2015/05/27
第4回不定期学科長だより
医科栄養学科教員各位
おはようございます。
私たちの情報収集力に疑問を抱かせる事象が発生しました。
「卓越した大学院」構想についてここ数ヶ月ご連絡したところですが、
この制度は、なんと平成25年5月に締め切られた制度でした。
採択された大学は以下の通りです。
その時期、徳島大学でこの制度が話題にのぼりましたか?
おそらく、徳島大学はどこも申請していないのでは??
真剣に私たちの情報収集の制度というか能力を抜本的に考えなおさないといけないのではないでしょうか。
昨日、このことを知り愕然としたしだいです。
【表1】卓越した大学院拠点形成支援補助金 平成25年度交付決定額
機関名
交付決定額(千円)
1 北海道大学 374,964
2 東北大学 788,090
3 筑波大学 67,281
4 群馬大学 66,296
5 千葉大学 116,610
6 東京大学 1,485,313
7 東京医科歯科大学 85,980
8 東京外国語大学 44,197
9 東京工業大学 315,634
10 一橋大学 79,173
11 横浜国立大学 72,546
12 金沢大学 17,679
13 信州大学 52,208
14 名古屋大学 285,444
15 豊橋技術科学大学 34,529
16 京都大学 1,075,258
17 大阪大学 717,830
18 神戸大学 203,905
19 鳥取大学 25,413
20 広島大学 81,489
21 愛媛大学 28,426
22 九州大学 249,438
23 長崎大学 34,253
24 熊本大学 27,406
25 政策研究大学院大学 74,874
26 総合研究大学院大学 133,246
27 奈良先端科学技術大学 73,202
28 慶應義塾大学 248,149
29 明治大学 10,031
30 早稲田大学 281,724
31 立命館大学 35,825
32 関西大学 12,154
2015/06/05
第5回不定期学科長だより
医科栄養学科教員各位
おはようございます。
私も昨日初めて聞いたお話ですが、大学カードができるそうです。
医歯薬学部に改組されましたので、ヘルスバイオサイエンス研究部の身分証明書を作り直すお話の時にでました。私は5月の教授会を欠席しましたので、その時に報告されていたのかもしれません。
この大学カードは、教員の出勤簿になるそうです。
つまり、今学生が学生カードを使って、講義の出席を取っているように、教員もこの大学カードを使って出勤、欠勤等のチェックをするようです。
いよいよここまで管理する時代が来たかという感じです。
大学に出勤してこない教員もいるようなので仕方ないことなのかもしれませんが、私の個人的な感想ではここまで大学人はもっと自由であるべきだと思うのですが。
このカードにはVisaなどのクレジット機能がついてローソンなどにてお金の支払いができるそうですが、この程度の便利さの代わりに自由をすてているようで少し寂しくなります。
これとは別に医歯薬学部カードもできます。これは身分証明書にするそうですが、研究室に出入りするための鍵はこちらにつくのかどうか、まだ詳細はわかりません。(これも個人的な感想ですが)無駄なような気もします。本部の事務と学部の事務が大学カードと統一するように交渉しているようですが、まとまらないようです。
皆さんは、このようなカードどう思われますか?
2015/10/27
第6回不定期学科長だより: 科研について
医科栄養学科教員各位
いつも大変お世話になっております。
皆様、科研の申請は終わりましたでしょうか。
私もようやく先ほど再提出したところです。
何度経験しても、科研の書類書きは大変ですね。
さて、その科研の審査法が2年後の2018年度の申請から大きく変わります。
主な変更点は、細目がなくなり、大区分、中区分、小区分となり、大きなくくりになることと、これまで書類審査と二次審査を別々の査読者が行っていたのが、全員の合議方式になるそうです。
詳細は、添付の新聞を見てください。
科研の審査方法が変わっても、良い提案を書くという大原則は変わりませんので、皆様頑張っていきましょう。
ただ心配なのは科研の総額が減少傾向にあるということです。
今後制度が変わると加速度的に減少していくのではないかと心配してます。
それにしても、科研の総額が、以前の新国立競技場一個分というのは科学立国としては少ないように思うのは私だけでしょうか。
追伸: 卓越大学院、卓越研究員制度がいよいよ始まりそうです。
まず、後者がスタートします。テニャア教員と同じような制度です。
11月6日締め切りでしたので、高橋先生にお任せすることに致しました。
どうしても申請したいという方がおられましたら、二川まで御連絡ください。
詳細をお知らせいたします。
2015/12/03
第7回不定期学科長だより: 国立大学への運営交付金の削減
医科栄養学科教員各位
皆様
早いもので今年もあとひと月弱となりました。
皆様の1年は如何でしたでしょうか。
私は(私にとっては悪い1年だったのではと皆さんはご想像なさっているかもしれませんが)総合的に見ると昨年より少しですがよかったかもしれません。
ロケットが落ち、新学術に落ち、Amed-Crestに落ち、落ち続けた一年でした。しかし、その一方で、初めてNature系の論文に採択されたり、フランスから研究者が来たり、研究室のスタッフのご栄転が決まったりしたからです。
そして、何よりうれしいのは、ようやく研究室に研究のことでDiscussionできる大学院生が現れたことです。まだ小さな芽ですが、大きく育てたいと思います。
もちろん、来年がどうなるかは全くわかりませんが、前を向いて歩いて行こうと考えております。
将来の警告となる記事を一つお知らせして、今年最後の学科長だよりにしたいと思います。
以下の記事をご覧ください。
運営交付金が減らされるのは仕方がないですが、今後15年で1200億円減少させるみたいです。これを授業料だけでまかなうと、15年後には国立大学の授業料は年間93万円になるとの試算です。大学の統廃合で行った場合、徳島大学の運営交付金が年間120億円ですので徳島大学クラスの国立大学10校分の運営交付金を0にしなければならない額です。
厳しいですね!?
このことを頭に置きつつ、残り1年数ヶ月の学科長の任期をなんとか勤め上げたいと思います。
頼りない学科長ですが、今後ともご支援、ご協力のほどよろしくお願いいたします。
二川
国立大授業料、54万円が93万円に 2031年度試算
朝日新聞デジタル 12月2日(水)9時8分配信
文部科学省は1日、年間約54万円の国立大学授業料について、2031年度には93万円程度に上がるという試算を示した。大学の収入の核となる国の運営費交付金が大幅に減らされる可能性があり、大学が減らなければ、授業料で減収分を賄う必要性があるという。
財務省は、全86国立大学の収入の3~4割を占める運営費交付金約1兆1千億円を31年度までに約9800億円にする方針だ。この日の衆議院文部科学委員会の閉会中審査で、畑野君枝委員(共産)が、減収となった際の対応を尋ねた。
文科省の常盤豊・高等教育局長は「授業料で賄うとして試算すると(31年度には)約93万円。年間2万5千円の値上げが必要」と答えた。馳浩文科相は「学生になるべく教育費負担をかけないようにする必要がある」として、来年度予算で交付金の額を充実する考えを示した。
2016/01/18
第8回不定期学科長だより: 車止めと業者用駐車場の設置
医科栄養学科教員各位
昨日の真田丸見られましたか?
まだ、2回しか放送されていませんが、面白いですよ。
甲斐武田家が滅んで、真田昌幸(幸村の父)が上杉につくか北条につくかで悩んでいる時に、「ここが正念場。舵取りを少しでも間違うと、真田家は滅ぶ。」とつぶやくシーンは、なぜか自分の現在の立場に良く似ていて身につまされました。(もちろん、私は真田昌幸のような名君ではありませんが。)
結局、真田昌幸は、織田についてこの難局を乗り切るのですが。そのような妙案は無いでしょうか?
まあ、それはさておき。
医科栄養学科棟の前に車止めが設置されます。
また、一部業者用の駐車場になりそうです。
一般車も駐めるかもしれませんが、駐車場が不足しているようで医科栄養学科として協力することに致しました。
添付書類をご覧下さい。
何卒よろしくお願いいたします。
2016/02/01
第9回不定期学科長だより: 車止めと業者用駐車場の設置
医科栄養学科教員各位
今年も早いもので一ヶ月が過ぎてしまいました。
昨日の「真田丸」見られましたか?
真田昌幸が、なんとか織田信長の家来として認められたものの、その代償として領地とお城を没収されたときに、
「力がないとは惨めなものよ。」とつぶやくところが印象的でした。
医科栄養学科もさらに実力をつけていきましょう。
医科栄養学科と連携している東京都医学総合研究所より、都医学研NEWSが送られてきましたので、それを皆様にお配りいたします。添付書類をご覧下さい。
冒頭に田中啓二先生のご挨拶が載っております。ここだけはぜひお読みいただければと思います。
今は学科長としての仕事を優先しておりますが、私も研究者の端くれとして「研究をより発展させたい、だからこそ教授になったんだ。」という矜持は忘れておりません。
医科栄養学科は、(自分で言うのも何なのですが)徳島大学内でもっともうまく発展する可能性のある学科だと思います。しかしながら、外に向けてのアピールが下手です。
そこで、医科栄養学科を一つに纏めより力をつけるために、この都医学研NEWSのようなもの(ここまで立派でなくても良いですが)を年1回、発刊したいと思うのですが、如何でしょうか?
次回の教員会議で提案したいと思います。
ご意見、ご質問などそれまでにお考え下さい。もちろん、メールなどでお問い合わせいただいてもかまいません。
(一番問題となるのは費用だと思います。今、医学部の事務に問い合わせております。難しい場合は、軌道に乗るまで生体栄養学分野でまかなってもよいと考えております。)
ご検討の程よろしくお願いいたします。
医科栄養学科長 二川
2016/03/08
第10回不定期学科長だより: ゆるい話題ですが。
医科栄養学科教員各位
お世話になっております。
お恥ずかしい話題ですが、この度NHKワールドの30分番組に出演することになりました。
日本では放送しないそうですが、インターネットでは見えるみたいですので、ご案内だけさせていただきます。
「大豆のすごさ」3回シリーズの1回らしいです。大豆が筋萎縮に良いという話を中心に、宇宙食などのお話しをします。メインキャスターは、以下のエリカ・アンギャルさんという方です。
医科栄養学科の皆様、特に生体栄養学分野の皆様には、撮影にあたりいろいろとご協力いただき本当にありがとうございました。この場をかりて感謝申し上げます。
放送は、4月の中旬だそうですので、もし興味がございましたら、ご覧下さい。
たまには、こんな緩い話題でもよいかなと思い、学科長だよりを送らせていただいた次第です。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
二川
■NHKワールド
■番組キャスター エリカ・アンギャルさん
(書籍)
2016/11/14
第11回不定期学科長だより:
医科栄養学科教員各位
おはようございます。
まずは、宮本先生ならびに分子栄養学分野の皆様
先週末の日本栄養食糧学会・中四国支部大会の開催、ご苦労様でした。非常に素晴らしい会を主催していただき感謝申し上げます。阪上先生の特別講演や学生さん達の一般講演もとても素晴らしく今後の医科栄養学科の発展を予感させるものでした。ありがとうございました。
さて、しばらく多忙のため休んでおりました、不定期学科長だよりをお送りします。
先月の食品機能学の教授が無事河合先生に決まりましたことより、私の学科長としての大きな仕事は越えたのではないかとほっとしているところです。
それでも多くのやり残したことがございますので、後任の人の為にそのやり残したことをいくつか列挙しておきます。
1)共通教育のカリキュラム変更
2年生に残っている共通教育のカリキュラムをすべて1年生で終わるようにご変更ください。
医科栄養学科の改組して4年経っていないので、共通教育院ができた今年度には変更できませんでした。このように変更できれば、常三島と蔵本を行き来しなければいけないということも無くなります。
2)1年生のロッカー
1年生は週1回しか蔵本キャンパスに来ないため、どうしても講義室を占有することができませんでした。
現在は、保健学科との共用というふうになっております。ですので、1年生から希望のあるロッカーを設置する場所がありません。多目的3を講義室として使用していた時のロッカーは、臨床講義室Iに移し、3年生に使用してもらっております。
3)栄養部との関係
これは、最初チョロっとやっただけで、全く手つかずです。でも臨床系の先生方のお陰で良い方向にむかっているのではないかと思っております。
4)その他
話は変わりますが、この度、宮本先生が、全国栄養士養成施設協会より、栄養士養成施設教員の理事長表彰を受けられることにないました。おめでとうございます。その表彰状を謝恩会の時に授与したいと思います。
最後に、先日の教授会でアナウンスされるのかと思ったのですが、無かったので、この機会にお知らせします。旧外来棟の跡地は、添付書類のようになります。学会で久しぶりに蔵本キャンパスにお越しになった先生方が、徳島大学は変わったなあと仰ってましたが、見た目はこれでさらに大きく変わりますね。
残り4ヶ月あまり、全力で頑張りますので、よろしくお願い申し上げます。
学科長 二川