生体栄養学分野へようこそ!

トピックス

6月27日 生体栄養学OBでダイドードリンコ株式会社に就職されている上地達也君が、その会社のCMに

      出演されてます。リンクを貼る許可を得ておりませんので、ご自身で探してみてください

      (例 ダイドードリンコ cmなど)。

      研究者姿(白衣姿)ででており、おそらくこの商品の開発に関わられたのでしょう。

      OBの活躍を垣間見ることができます。

 

5月13日 修士2年の二宮みゆきさんが第72回日本栄養・食糧学会大会(岡山県立大学)にて、

      優秀発表賞を受賞されました。(ニュースの欄に詳細)

 

5月11日 二川教授が日本栄養・食糧学会の理事に就任されました。

 

4月7日 二川教授の文部科学大臣賞受賞が徳島新聞で紹介された(ニュースの欄に詳細)

 

3月30日 第32回管理栄養士国家試験の結果発表

      生体栄養学分野の新卒者は全員合格でした。おめでとうございます。

 

3月23日 二川教授のエッセイがetRouge (日経BP社)に掲載 (ニュースの欄に詳細)

      内田貴之君、冨田知里さん、阿部愛美さん(社会人)の3名が、栄養学博士を取得されました。

 

3月20日 二川教授が第3回宇宙開発利用大賞の文部科学大臣賞を受賞 (ニュースの欄に詳細)

 

 

生体栄養学の概要 

 生体栄養学分野は、2017年4月より講師に中尾玲子先生、助教に内田貴之先生、学振特別研究員に真板綾子先生を迎え、新たに生まれ変わりました。

 研究テーマは、教授の二川は、宇宙実験を行いながら、骨格筋の無重力シグナルの同定、無重力による筋萎縮のメカニズムの解明とその治療法(機能性宇宙食)の開発を行っています。中尾講師は骨格筋の時計栄養学を、内田助教は筋ミトコンドリアのメカノバイオロジーを、真板特別研究員はMNRによる蛋白質の構造生物学の研究を行っています。

主な研究テーマ

I 無重力や寝たきりによる筋萎縮の分子メカニズムの解明

生体栄養学の宇宙実験 

 生体栄養学分野は、過去に6回KSCにおける宇宙実験に関わってきた。

 1998年4月:当時国立精神神経センターの部長であった武田伸一先生をPIとするNeuroLabにCIとして

 2003年2月:当時徳島大学医学部運動機能外科学教授であった安井夏生先生をPIとするSTS-107宇宙実験にCIとして(Columbia号が帰還中に空中分解。サンプル採取できず。)

 2010年4月:二川をPIとするMyoLab宇宙実験

 2014年4月:当時名古屋大学医学部細胞生理学教授であった曽我部正博先生をPIとするCell Mechanosensing-IにCIとして

 2015年6月:曽我部正博先生をPIとするCell Mechanosensing-IIIにCIとして(ロケットが打ち上げ直後爆発。)

 2016年4月:上記のやり直し実験

 

 上記の写真は、最後に行った宇宙実験の我々の作業仮説、ロゴマークと実験場での集合写真である。6回のうち2回もシャトル、ロケットの爆発という事態に遭遇し、宇宙実験の難しさ、私の人生の運の無さを思い知る。だが、人生は何事も七転び八起きであり、今再実験に挑戦しつつある。もう一度KSCの土地を踏みたい。

 

II. 無重力や寝たきりによる筋萎縮の栄養学的治療法の開発

 機能性宇宙食研究会やJAXAとの連携大学院を通して、無重力や寝たきりによる筋萎縮の新規栄養学的治療法を開発している。